実写映画記念 [AV-98 イングラム]
ネット検索していて知ったのですが、パトレイバーを実写化するみたいですねー。楽しみですが、アニメの実写化は意外と失敗してますよねー。興行的に成功と言えるのは、ヤッターマンとヤマトぐらいだそうです。キャシャーンとかキューティーはニーとか、今やってるガッチャマンとか人が入っていないようです。
それはともかく、パトレイバー好きとしてはうれしくて、積みプラの中から引っ張り出して作ることにしました。で早速気になった、ゴム部品のパーティングライン。皆さんどうやって消しているのでしょうか?ためしにヤスリでゴシゴシとやってみました。
右が未処理。かなり毛羽立った感じです。しかも消えない。細かい消しゴムのカスのようなものが出てくるのですが、思った部分が消えません。
こちらは左が未処理。ヒートペンの温度を170にしてなぞってみました。意外と消えました。しかも短時間。これはお勧めです。
ちゃちゃっと仮組。ガンプラみたいに複雑ではないのであっという間です。がしかし、気になる部分が結構ありますね。
修正1 [AV-98 イングラム]
今回は、無謀にもイングラムの整備風景のディオラマを作りたいと思っています。ずいぶん前から作りたいと思っていたのです。問題は、第2小隊のハンガーが作れるかどうか?ここは気合で何とかしたい。
イングラムは、ダメージを受けた状態にしたいと思っています。そして、見えるとこだけディティールアップ。コックピットなんかは無視、リボルバーカノンが出るギミックもオミットします。
ペリスコープを開口、背面外装の合わせ目を埋める、フックをかけるディテールを作成の3つを行いました。ペリスコープは、割れた状態にしたいので、頑張って開口しました。背面外装は、内部メカが見えるように外せるギミックなのですが、結構な隙間があるのでオミットして埋めてしまいます。フックのディテールは、開口して1mmプラ棒で作り直しました。今回のディオラマで、クレーンで吊る予定なので、このディティールは大事なんです。
後、ひざ裏も埋めました。あんまり見えないので無視しようかとも思ったのですが、上から写真を撮った時に見えそうだったので。プラ板で蓋をして、ウェーブの「Rリベット角」の一番小さいやつを貼り付けました。なんとなくそれっぽい?
修正2 [AV-98 イングラム]
イングラムのダメージは、グリフォン戦を参考にして右腕を中心に行う予定です。と言っておきながらいきなり左肩の説明。
左肩は、パトライトのカバーが砕けて、中の発光部が見えた状態にします。そのため底板を敷いて、アーチの肉を薄くしました。右にあるのがキットなのですが、回転発光部の形はイマイチです。円錐形が2つくっついてた状態にしたいのですが何か無いかな?小さなバーニアとかザクの肩スパイクなんかを2つ付けたら上手くいくだろうか?
右肩は、パトライトが基部ごと吹っ飛んだ状態にします。また、穴穴の肩パーツも吹っ飛んでいます。そのため、それが付いていたようなものをでっち上げました。左が右肩で右が左肩わかりにくい?
キットのままだと穴穴肩パーツを固定するダボがあります。
胸のラジエター部分もメッシュに変更。中にファンのようなものを作りました。ファンは、コトブキヤの「丸モールドⅤ」を使用し、周りにプラ板を付けて縁にしました。メッシュはファインモールドの「AC-14メッシュパーツ4」を使用しました。本当のメッシュも挑戦しましたが、意外と厚みがあるためダメでした。
もうちょっと見えて欲しかったが、チラ見えがそそるんですよね。
修正3 [AV-98 イングラム]
胸のパトライトをウスウス攻撃しました。こうやって並べてみると、結構薄くなりましたよね。
回転警告灯を自作しました。良い大きさの円錐状の立体が無かったので、3mmのプラ棒をリューターに加えてカッターで削りました。こけしを作る要領で(こけしは作ったこと無いけど)。警告灯の基部は、コトブキヤの「丸モールドⅡ」を重ねて使ってます。警告灯とその間にあるリフレクターは、後でシルバーに塗るつもりです。
頭部のアンテナ?も先端が壊れた状態にするので、中身をデッチアップしました。塗ればそれらしくなるかな?
修正4 [AV-98 イングラム]
週末にアキバのコトブキヤ行われていた荒川さんの展示会に行って来ました。初めてナマ荒川を見て超緊張しました。気さくな方で、素人が質問しても丁寧に教えてくれてました。パインは恐れおおくて声などかけられませんでしたが・・・。
警告回転灯はこんな感じになりました。塗装はメタルカラーのクロームシルバーです。写真では黒っぽいですが、実際はもう少し銀色です。これから外側の赤いフードが割れた状態を作っていきます。
右肩も少し修正しました。パトライトが飛ばされて無くなった風を強調したかったので、手前のハッチを半開きにしました。イングラムはFRPやケブラーなどが多用されているという設定なので、おそらくここはFRPってことにして、力がかかって変形してしまらなくなったという定で。
ただねー、穴穴パーツを無くしたらゴムの端が見えるという事態に。いや作る前からウスウス気が付いてはいたんだけど、知らん振りしていたんです。どうしよう。肩もスクラッチか?
首のハッチを追加しました。このイングラムの操縦席が中途半端な位置にあって、密閉状態の操縦位置と有視界操縦の位置の中間ぐらいでお茶を濁してる。操縦席の上下ギミックをオミットしたための処置なのでしょうがMGなのにイマイチ。操縦席の頭を切り取ってハッチを作りました。
見えてきましたねー [AV-98 イングラム]
壊れたパトライトはこんな感じになりました。エバグリの0.13mm透明プラ板にクリアーを塗って、細かい三角形を作って貼りました。接着はUVクリアーを使いました。瞬着だと曇るし、硬化促進剤のスプレーを使うとプラ板が吹き飛んでしまうので、自分のタイミングで硬化させることができるUV接着剤が良かったです。
頑張ってカメラ部も割れた状態にしました。レンズ部分にはハイキューパーツのVCドームの2mmを使用しました。
アンテナも折れた状態に。
右手も破損状態にしました。右手は油圧が抜けて伸びきっている設定です。オイルなんかを垂らすとそれらしくなるかな?
小物1 [AV-98 イングラム]
イングラムも目処が付いてきたので(飽きてきたので)第2小隊ハンガーの小物でも作ってみることにしました。
漫画では上のような整備台が出てくるのですが、飛行機のタラップ見たいですね。日本の狭い工場にこんな長いもの常備させるかなー?(うちの会社なら置いておく場所が無いな)組立て式も考えたのですが、整備中もこんなに長いと邪魔だと思うんですよね。
でこんな感じの作ってみました。整備員達の手作りという設定。銀色の部分はアルミホイルにメッシュの形を付けて、すべり止め鉄板の感じを出してみました。
こんな感じで使う予定。今回、小物をちょちょっと作る予定でしたが、とにかく直角が出なくて苦労しました。プラ板の長さもちょっとそろわないとすぐにゆがむし。
滑り止め鉄板のモールドは、「Factory KI」さんの方法を参考にさせてもらいました。メッシュ(#30)にアルミホイルを図のように貼り付け、消しゴムでぎゅっとします。これを繰り返してメッシュの形をアルミホイルに写します。
その上に接着剤を塗ったプラ板を乗せて押し付け、乾燥するまで待ちます。接着剤はセメダインのスーパーXを使用しました。
ぎゃー [AV-98 イングラム]
皆さん明けましておめでとうございます。
新年一発目がこれか!使ったアルミホイルにテフロンコーティングされていたのが原因なんです。半分くらいまで進んだ時に気が付いたんですけどね、行けるかな?とか思って進めてしまった。「このアルミホイルをフライパンに敷けば、西京漬けの魚を焼いてもフライパンにくっつきません」的なアルミホイル。しまったー!やり直しか!
作業台 [AV-98 イングラム]
テフロンコーティングのアルミホイルを使ったおかげで、きれいに塗装がはがれてしまった作業台を新たに作り直しています。2回目だからすぐ出来た。アルミホイルだけをきれいに剥がして再利用しようとしたが、接着面はテフロンコーティングされていないようで、剥がせなかった。そうなると、真鍮腺の手すりをがっちり接着してる関係もあり、全バラ・・・。あきらめて再製作することにしました。